顎関節症について
顎がなる、口があかない、顎が痛む・・・は顎関節症の三大症状。若い女性に
多いといわれていますが原因は様々です。そこで症状や原因、治療方法をまとめてみました。
顎関節症の症状
顎関節やこめかみの痛み。口の開け閉め、食べ物を噛む時など
顎を動かした時に痛むのが特徴。顎の動きに関係なく痛む 場合は他の病気の可能性が高い。
通常は縦に指3本(40~50mm)分が口に入るが指が2本分もしくはそれ以下しか入らない。
いきなり口が開きづらくなる場合とだんだん開きづらくなる場合がある。
顎を動かすと耳の前あたりで「かくかう「みしみし」「ジャリジャリ」と音がする。
症状が音だけなら顎関節症予備軍といえるが治療の必要はないと言われている。
顎関節やその周囲の筋肉に問題があると、顎の動きに変化が生じ咬み合わせが変化してしまうことがある。
急に咬み合わせが変わった様に感じるときは顎関節症の疑いがある。
稀に顎の関節の構造の異常により上下の歯の間に隙間ができて口が完全に閉じられなくなる。
顎の他にも体全体に様々な症状がでることがある。
顎関節症の原因
食いしばりや歯ぎしりで上下の歯が高い頻度で接触していると
筋肉を緊張させ顎関節に過大な負担をかけることになるので顎関節症の症状がでてしまう。
日常生活の中でのストレスや緊張は、筋肉を収縮させ(緊張させ)るためブラキシズムが発生しやすい。
左右どちらか一方でばかり噛む癖があると片側だけに大きな負担をかけることになるので顎関節症の症状がでてしまう。
うつ伏せ寝や頬杖なども片側だけに圧力がかかるので顎関節症の症状がでてしまう。
またスポーツなど何かに集中している時などに食いしばる癖がある人が多い。
歯並びの悪さが原因で部分的に力がかかることによって顎関節症の症状がでてしまう
顎関節症の治療方法
ブラキシズムや片噛みなどの癖など顎関節症の原因を本人に自覚してもらいそれらを取り除くようにさせる。
痛みの軽減のため患部を温めたり冷やしたりする。
開口や顎を動かす訓練をしたり、顎関節の周囲の筋肉をマッサージする。
いわゆるマウスピースを装着して顎関節や筋肉への負担を軽減させるとともに、
歯ぎしりや食いしばりでの上下の歯の接触を抑える。
痛みが強い場合は薬で炎症を静めたり、筋肉が痛みで固まっている場合などは筋弛緩剤を用いたりすることもある。
またストレスなどで歯ぎしりや食いしばりをしている場合はそれを抑えるために睡眠薬や抗不安剤、抗うつ剤を用いることもある。
以上の治療で症状が改善されない場合は外科的な治療を行うこともある。
少々長く書いてしまいましたが、実は顎関節症は生活習慣が影響していることが多いと思います。
そこでまとめの意味も込めて自分は顎関節症かもと思われている方は以下のことに注意してみてください。
それが中々難しい場合は舌で上の前歯の裏側をなめるようにすると必然的に上下の歯が離れるようになります。
慢性的な痛みの時は温湿布が有効です。
ただし強くマッサージしすぎると弱っている筋肉をさらに痛めてしまうので注意しましょう。
更には枕の高さも大事です。高すぎず、低すぎずが理想です。具体的には自分の拳の横幅ぐらいの高さが良いそうです。
が、あまり激しい運動は食いしばり等の原因となりますので程々にしましょう。
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